エスファハーン
エスファハーン(ペルシア語:اصفهان; Eṣfahān)は、イランの都市。日本語では、慣例的に、イスファハン、イスファハーンとも表記されます。
16世紀末からの政治・文化・交通の拠点であり、当時の繁栄は「エスファハーンは世界の半分」と賞賛されました。私たちイラン人にとって、エスファハーンは歴史的・文化的に重要な町であり、町の美しさは「イランの真珠」とも云われています。
町は16世紀以前に建設された旧市街と新市街で構成されています。有名なイマーム・モスク(王のモスク)などがある新市街のイマーム広場(王の広場)は、世界遺産に登録されています。
周囲には沃野が広がり、穀物類、ケシ、メロンなどが栽培されています。
イマーム・モスク(王のモスク)とイマーム広場(王の広場)
イマーム・モスクの内部
シャイフ・ルトゥフッラー・モスク。
イマーム・モスクが男性のモスクと呼ばれるのに対して、こちらは女性のモスクと呼ばれています。
チェヘル・ソトゥーン宮殿。
40本の柱という意味ですが、どう数えても20本しかありません。左側に2列に3本ずつ。右側2列も3本ずつ。中央2列は4本ずつです。
では、なぜ「40本の柱の宮殿」という名前が付けられたのでしょう?
それは正面の池に柱の像が映るので40本の柱なんだそうです。
チェヘル・ソトゥーン宮殿の内部